キッチンリフォーム工事はたった一日で終了しました。

今思い出すと、特に契約書など交わさず、図面と見積り書だけでやりとりしていました。これも懇意の電器店だからできたことでしょう。

リフォーム前日、翌日丸一日分の食事を作り置きし冷蔵庫へ。そして、システムキッチンの中を空っぽにして、カウンターやレンジ台など作業の邪魔になりそうな物を移動。

ついでに、キッチン周りをざっと掃除して、翌朝の作業開始を待ちました。

リフォームするのが、ダイニングキッチンの一部だったのが幸いしました。しかも、部屋全体が10畳以上と広いため、家具の移動スペースが確保でき、それも楽に準備ができた要素です。

さて、当日、主人を会社に、子どもたちを学校に送り出し、仕事を休んで待ち構えた私。

やってきたのは、電器店の人に水道屋さんと、実際に作業する方が3人、お一人は現場監督のようです。

まず、冷蔵庫をコンセントをつないだまま、邪魔にならない所に移動して作業開始。

古いキッチンをどんどん外していきます。壁のタイルも簡単にはがれます。これには驚きました。

流しを外した後、そこだけないフローリングを、同じような材料で埋めたり、防炎加工され、汚れのふき取りやすい加工をされた壁板を貼ったり、みるみるうちに作業は進みます。

私はその場にいて、細かいことの確認をするだけです。

「ここどうしても古い所と色が少し変わるけれど、いいか?」など本当に細かい所だけです。

手際よく午前中は進み、午後からは新しいキッチンの取り付けです。

全てが終わったのが夕方。何と、たった一日でリフォーム完了です。ピカピカのキッチン完成。

冷蔵庫など大物の移動も行ってくださって、後は中に物を入れるだけ。空調も壁掛け式の最新型を取り付けました。

一つだけ思いどおりに行かなかったのは、食卓の上の埋め込み式空調の撤去。

「取ると、天井に穴が開いて、そこをふさぐと周りと色が変わるから全部貼りなおすのは大変ですよ、それより、そのまま入れといたら。」との監督さんの意見で、今でも使われない空調が天井に鎮座しています。

電器店の人にキッチン、特にIHの使い方を説明してもらい、一晩かかって、物を入れて使えるようにした後、はたと気が付きました。

IHだから使える鍋が1つしかない。

翌朝、早速、鍋一式を買いに行ったのは言うまでもありません。